航空・宇宙
当社では、直径2000x奥行き4000の大型オートクレーブを保持しております。
航空宇宙開発に対応できるスペックとなっておりますので、ドライカーボンを成形するオートクレーブの中でも高性能となっております。
また、当社のクリーンルームはクラス10000となっており、温度20℃±2.7℃、湿度50%±10%と、CFRPを成形するのに最適な恒温恒湿室を採用しております。

大型オートクレーブ

クリーンルーム
カーボン繊維の利点
CFRP(カーボン繊維強化プラスチック)は、軽量・高強度な素材です。
飛行機の機体や宇宙船の重量を軽減でき、燃料消費の削減につながります。
高強度金属とCFRPの比較を下記表にまとめました。
【炭素繊維】と高張力鋼の比較表
| 材料名 | 密度 (g/m3) |
引張強度 (MPa) |
比強度 (m) |
|---|---|---|---|
| 汎用炭素繊維 | 1.77 | 3,530 | 203,505 |
| 高張力鋼(HT80) | 7.8 | 865 | 11,316 |
| 超々ジェラルミン(A7075) | 2.8 | 573 | 20,882 |
カーボン繊維の特性
カーボン繊維を織り込み、加工性を上げることができます(※1)。
また、一定の方向に隙間無く並べ、一定方向に強度を持たせるシートを作ることもできます(※2 )。
このシートを様々な角度で重ねると、弾性率やたわみをコントロールすることができます。
これが積層体のメリットでもありますが、困難を極める部分でもあります。
シート自体の厚みは0.1mm~0.2mm程度で厚さを出すために何層も重ね、全て手作業で行います。
更に、強度と耐久性を向上させるため、弊社独自の経験と技術で繊維の方向性や積層方法を変え、お客様のご希望のスペックに製作致します。このようにコストと時間がかかる材料であるため、まずはご相談ください。
※1:炭素繊維の織り込み方には、平織り・綾織り・朱子織等があります。最上面に持ってくることで切削・穴あけなどの加工性を向上させます。
※2:UD材とも呼ばれます。何種類かの強度の違うUDを積層し、また、繊維の方向性を変えることで強度をコントロールしています。







